💧 関係する「3つの団体」と役割
お金を集める窓口は一緒でも、実は「3つの別々の団体」が関係しています。
① 一木区(地区)
➔ 「土木費」を管理。水路(コンクリートの溝)そのものの補修・維持をする地元の町内会のような組織。(代表:区長)
② 一木水利組合
➔ 「水利費」の一部を管理。一木独自で設置したポンプの電気代・維持費や、ポンプ管理・組合運営の人件費などを担当。(代表:組合長)
③ 昭和井路
➔ 「水利費」の基本部分を管理。大元の川やダムから水を引くための大元インフラ組織。
📅 費用の請求スケジュール(実質年2回)
費目の請求は実質的に「年に2回」に分けて行われます(土木費が年に1回、水利費が上期と下期に分けてそれぞれ年1回ずつ請求されます)。
1. 土木費(年1回請求)
「一木区」から年1回請求。水路の泥上げ・防災・維持のための基本料金。
2. 水利費 上期(年1回請求)
昭和井路に対する分のみを支払います(※一部の方は、一木水利組合費の支払いがある場合もあります)。
3. 水利費 下期(年1回請求)
一木水利組合と昭和井路の両方の分を支払います。
⚠️ 私たちの地域が抱える「リアルな現状」
- 脱退者の増加:田んぼを手放し、組合から抜ける所有者が年々増えています。
- 維持する人の高齢化:残されたメンバーの平均年齢が上がり、動ける人数も極端に少なくなっています。
- 溝さらえ作業の負担:人手不足にともない、以前は数人で担当していた水路掃除 of 区間を、現在は「1人で管理する場所もある」など、一部で負担が大きくなる状況が発生しています。
⚖️ 脱会(離脱)になぜ費用がかかるのか?
📌 共同インフラの「割り勘(共同維持)」を守るため
水路やポンプは地域全員で割り勘して維持しています。途中で抜ける人が出ると残された人の負担が急増してしまうため、脱会する人が将来負担するはずだった維持費を「一括前払い精算(決済金)」して抜ける仕組み(土地改良法に基づく)になっています。
📢 田んぼをやめる(決済する)正しい手順
田んぼの義務(お金・作業)から完全に抜けるためには、以下の2つの決済を完了させる必要があります。
① 「一木水利組合」の決済
ポンプの維持や組合運営の人件費などの負担を精算します。
② 「昭和井路」の決済
大元の水を利用する権利と将来の維持費を精算します。
💡 結果として、土木費もなくなります
上の2箇所の決済を完了させると、水利組合員から完全に脱退するため、自動的に「一木区」からの土木費の請求もなくなり、毎年の溝さらえ作業 of 義務も完全に消滅します。
📝 本資料作成のきっかけ
水利費や土木費の「離脱・決済にかかる精算手続き」に関しては、日頃なじみが薄い部分も多く、全体像が分かりにくいというご意見がありました。
この度、副区長(水利組合長)より「水利費や土木費の決済(離脱)の正しい手順について、まだ詳しく知らない方もいるかもしれない。いざという時に困らないよう、周知できる資料があると良い」とのご提案(お話)があったため、班長がその手順や仕組みについて聞き取りを行い、本資料を作成するに至りました。
皆様の将来的な土地管理などの一助となれば幸いです。